債務整理をされた体験者の声をご紹介しています

 
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最初の一歩がふみだせなくて
堕落者扱いせずに
大きく深呼吸をしてさあ、前に一歩
包丁を手にして泣き崩れ
つまづきを待ち受ける
高金利の罠
この5年
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チワワのクーちゃんが
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研究 体験者の声  「自力脱出成功」 
 
 
 
 
以下は新制度特定調停制度を利用して、自力で借金問題を解決した事例です。複数の債権者と債務者が正面から向き合うことになるので万人に向いた方法とは言えませんが、正面から対決することにより、失われた自信や勇気も回復するでしょうし、失敗の原因も自ら理解することが出来るようになるでしょう。

私は都内の某有名企業に勤める38歳の男です。家族は家内と2人暮らしで子供はおりません。

今から3年前、1999年の冬、銀行系3社に462万、信販、クレジット系4社にキャッシングで合計94万、それに自動車ローン125万、サラ金6社に357万、合計14社、計1038万もの借金があり、どうにも首が回らなくなっていました。

(上場企業の社員、公務員は、クレサラ業界の最優遇のお客様で貸し出し枠も大きく、有名企業社員が破綻するとその債務額総計は、700万から1500万円になることが多いのです)

借金をはじめたきっかけはそれから7〜8年以上も前になりますが、銀行系のカードローンというものが初めてだったと思います。簡単な審査で100万単位のカード融資を組むことができ、また信販系クレジットカードで簡単にボーナス払い、月賦払いが行えたのです。本当に安易に利用していました。

最後は何でもカードで買い物をしていました。サラ金に手を出したのも安易な気持ちからでした。先のことはなんとかなるさという気持ちで契約したことを覚えています。

いつしか、もはや毎月の支払い額は30万を超えるようになり、毎月の生活費をクレジットのキャッシングで補うという自転車操業状態に陥っていたのです。毎月、各社の支払い日近くになると、どのようにして返済をまわしていくかに神経が集中し、仕事どころではなくなっていました。

(ここから、借り入れが加速化します。返すための借り入れが始まる時、この時が実は債務整理着手のタイミングなのです。返すために借り入れるということは、すでにあなたの収入所得では返済不能であるということを示しています。それでも貸してくれるところがいくつでもあるので、更に借りてその場をしのぐということになります。「だって支払いをどこも待ってはくれませんよ」と言うことなんですが、この時こそ支払いをストップし、分割弁済に切り替えるタイミングなんです)

それでも、苦しいながら生活は回っていたのですが、数社に支払いが遅れはじめていました。支払いが遅れはじめると各社からの督促電話が頻繁にかかるようになり、会社にも個人名で頻繁に電話がかかってくるようになりました。

「このままではだめだ」「なんとかしなければ」との思いはありましたがなかなか前に踏み出せずにいました。どのように解決すればいいかわからなかったし、自分の責任で作ってしまった借金については自分で片付けなければという意識が強かったこともあって親に相談することもできませんでした。 (「どのように解決すればよいかわからなかった」し「自分の借金は自分で片付けなければ」との思い、これが返済の壁にぶつかった方たちに共通する心情です。こんな時こそ登録認定司法書士の法律扶助協会無料相談を利用していただければ良いのですが)

日々の生活が厳しかったのは家内も知っていました。家内はサラ金には手を出していませんでしたが信販会社、クレジット会社からキャッシングをしながら毎月生活費にあてていたようです。家内の分は3社84万に達していました。精神的に追い詰められ、家内とも話をしなくなり、毎日毎日どうしようもなく暗い日々を送っていた日、○○で△△△をしり、思いきって借金を整理することを決めました。


(「○○で△△△をしり」「思い切って借金を整理することを決める」、これも誰でもとおる道です。○○は、昔はクレサラ本であったり、今は、電車広告、新聞、タウンページ、インターネット、いろいろです。あぶないところもあれば良いところもある。見極め方は簡単、料金を明示し法律扶助協会のような公的援助機関の低料金サービスの利用を積極的に働きかけているところはOKです。ほとんど無いって?・・・残念ながら現状ではそうですが皆さんの賢い選択があれば、その圧力に押されて、そのような掲載をするところが増えてくるでしょう)
 
 

 
家内に打ち明け、家内と一緒に○○に相談にいきました。家内は多くは語りませんでしたが私のために一生懸命生活を回していてくれていたので最初の相談にはついて来てもらい、後の整理は家内の分も、代理して私が行うこととしました。

仕事も忙しかったのですが、債務整理優先です。私はそのため会社に事情を話しました。幸い会社の理解もあり、○○の指導もあり債務整理に打ち込むことができました。○○は、あなただったら出来るはずだから費用も安いし特定調停制度を利用して自分で借金整理をしてみたらということなので、特定調停で独力で借金整理を試みてみることにしました。○○には利息制限法に照らして債務を計算し直すこと、 そのために自ら取引経過の開示を債権者に行うこと、 調停等の手続きは自分自身で行っていくこと等、自分で自ら進んで行うようとの指導を受けました

(破産だけはしたくないという強い意思をもった人も少なくない。借金整理を決意すれば、結局、○○に出会うことにならざるを得ないのですが、その○○は、弁護士会や司法書士会、法律扶助協会、市役所などの無料相談会だったり、NPOであったり、何とかの会であったりする。そして最後には弁護士や司法書士に出会うことになります。その○○が提携弁護士であったりするとひどいことになる。他の私のページでも書いていますが、自力で借金問題解決が出来ればそれが何よりも一番なんです。そして、特定調停制度が出来たおかげでそれが現実的に可能になったとは言えます。しかし、実際には、私の経験では、債権者の請求を止めたり、ましてや利息制限法に引きなおし計算をするなどはとても普通の人には難しい。それを債務者に求めるのは返って酷な場合もないとは言えません。そこで、申立てや書類作成、債権者への通知、調停委員会への同行、代理などその人の求めに出来るだけ合わせてサポートをしているのが私の事務所の実際です。)

そして、まず私自ら、取引経過の開示を債権者に行うことから始めました。1件1件債権者を回り、お詫びをし、取引経過の開示請求をしました。お金を借りてしまって、返せなくなったのは私自身のせいです。この点を素直に謝りました。そして、請求できる(すべき)ことは主張しました。申し訳ないという気持ちをわかっていただけたのか、1社を除いて、取引経過を取り寄せることができました。あれこれ言い訳をして最近の3年分しか開示してもらえず、途中から遅延損害金を入れて計算してくるなど、正しい取引経過を開示してくれない債権者があったことは残念です。そして督促の電話が止みました。開示請求は、非がある自分の方から行うのでつらいものですが利息制限法に沿って営業していない業者にも非があるのではないかと思います。

(今では大手業者であれば貸金業法のおかげで昔にくらべれば随分紳士的になったとは言え、それはあくまでサラ金の回収係が腹いせに債務者の子供の自転車をパンクさせるといったようなことが日常的にあった、ついこの間までとの比較です。今でも債務不履行となった債務者に対しての債権者の言葉遣いや対応は、求める方が無理なのかもしれませんが、相当にきつい。それを債務者一人で、債権者10社や15社の圧倒的な強者を相手に交渉するのはやはり大変なのです。普通の人であれば毎日の電話が怖くなり電話に出られなくなってしまうのです)

開示請求を終え、自分でパソコンを使って利息制限法に引き直して計算をし、また生命保険、預金などすべてを解約することで返済資金を用意することができました。そのためこの後の調停は意図したとおりにほぼ有利に運ぶことができ、2社432万を除いて数ヶ月で返済を完了することができました。残った2社も2年で完済し、今晴れて借金が無くなっています。
 
 

 
これだけ多くの借金がありながら自己破産することなく解決できたのはまさに奇跡としかいいようがありません。また借金は無くなりましたが、心はなかなか晴れないのが現状です。人生で、貴重な経験をしたのですが、「なんともったいない時間を自分はこれまで過ごしてきたのだろうか」という自責の念にいまだに苛まれています。借金を作ったきっかけは人それぞれだとは思います。私の場合は夫婦間のコミュニケーション不足によるストレスからの逃避が原因だったのではないかと、今冷静に分析することができます。返済を終わった後も一時は離婚も考え心身症を煩い仕事も困難になるなど男として情けない状況が続いていました。これまでにも何度か人生から逃げ出しそうになる度に、借金を整理した日々に立ち返っています。このような借金を整理できたことで一時的にも自分に自信が持てたことを励みにするとともに、これからも、一歩一歩歩んでいきたいと思います。

分析と診断、指針

自力で借金整理が出来たのは、これを指導した○○の会の助力が大きい。○○の会は自力更生をスローガンとして多重債務者の援助をし、必要に応じ提携している弁護士や司法書士を斡旋紹介している会員制の団体だが、月一回の講習会を開いて多重債務者の生活再建を指導している。この会社員が、自力で借金整理が出来たのもこの○○の会の助力あってのことである。

1000万円の多重債務の整理をするとなると、プロでも半年はかかる。この半年の成果については、体験者自身が語っている。「人生で、貴重な経験をしたのですが」として「なんともったいない時間を自分はこれまで過ごしてきたのだろうか」という自責の念にいまだに苛まれています」ともいい、「借金は無くなりましたが、心はなかなか晴れないのが現状です。」とも言っている。そして「返済を終わった後も一時は離婚も考え心身症を煩い仕事も困難になるなど男として情けない状況が続いていました」ということだ。

この事例の場合では、小規模個人再生か給与所得者再生によるのが最も良い解決策だった。この体験者は○○の会の指導を受けて、債務者個人が長期間にわたり、直接債権者と対決し、問題を経済的には解決したわけである。しかし、反面、「返済を終わった後も一時は離婚も考え心身症を煩い仕事も困難になる」という後遺症を残した解決が、一体、好ましいものであったのか疑問が残る。この○○の会では、提携している弁護士や司法書士も斡旋しているというから、個人民事再生によることも可能だとは思われるのだが、体験者は、その斡旋にはよらずにあくまで自力更生という手段を自ら選んだのだろう。

小規模個人再生手続きによれば、原則、1000万円の借金は800万円カットされ200万円を3年で返済すれば良い事になる。しかし、手続きの費用は安くはない。裁判所の費用も含めて50〜100万円かかると言われている。私の事務所であっても再生委員の費用を含めれば50万円はかかる。法律扶助協会の援助の適用もない。


しかし50万円の手続きコストで、800万円の元本カットの利益を得、さらに「もったいない時間を自分はこれまで過ごしてきた」というようなことはなく、再生手続きの開始決定で、債務者は複数債権者から完全に切り離され国家により、債務者の生活の平穏は保護される。「返済を終わった後も一時は離婚も考え心身症を煩い仕事も困難になるなど」ということも無かったかもしれない。

体験者はなかなか有能な営業マンで、細かいことにこだわらず仕事一筋、ラップトップ片手に走るビジネスマンだったのだろう。とすれば、○○の会のテキストをざっと読めば、こんな手続き自分でも出来る、困った人相手にこれを商売にする、これは医者も同じだが、弁護士や司法書士に手数料を取られてたまるかと考えたかもしれない。とすれば、それももっともなことである。

合理的計算は日本の文化に伝統が無く、日本人は損得計算よりも美辞麗句に弱い。見栄と恥の文化とも言われる。多重債務の世界はその対極にある。債務者と債権者の損得の戦場なのだ。食えない弁護士や司法書士がクレサラ市場にビジネスチャンスを見出そうとする、これも責められることではない。大衆の郵便貯金を食っている、役立たず特殊法人の役人の方が余程問題があると言わねばならない。

自力更生か、金で問題迅速解決か、この選択も難しい問題ではある。
その選択の自由を消費者から奪うことは出来ない。しかしその選択の責任は消費者が負う。
 
 
 
 
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